戦国ノ書 壱
□第十章 熱血!武田道場、第壱の間!!
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「幸村さん、落ち着いて下さい?
勘違いされてそうですけど、
私はさらしをしていますが決してそういう類いの格好はしていません!!
だからお気にせず・・・!
あと、りょくちゃんはこないだ言ってたバストアップ食品は焼却しやがれ。
そしてさっさと道場に入りましょう?」
「バストアップ食品なめんなよ、コノヤロー!
分かったよ、行くよ〜」
「う、うむ・・・
失礼致したでござる
・・・うおおおおおおおお!!
」
幸村は冷静さを取り戻すと、
いつものように雄叫びを上げ、道場へ猛突進していった。
それに雷華と信乃も続いた。
(信乃視点)
「たぁぁぁぁのもぅ〜〜!!」
ズザザザザザッ!
ゆっきーは勢い余って入口を通り過ぎた。
でもそれをありえない飛躍力でカバーした。
「さぁ!
勇んで参られよ!!!
いかなる試練も必ずや果たす!!」
「どんとこーい!修業祭!!」
「T○RICKですか!?
って今更ですけど、修業っつても何をするんだ?」
そこに、お館様の馬鹿でかい声が道場に響き渡った。