戦国ノ書 壱

□第七章 激戦!独眼竜 対 若き虎
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奥州、米沢城敷地内ーーー

雷華と信乃の着物を買い終えた後、
政宗と幸村の久しぶりの手合わせの為、
5人は城下から米沢城へと移動。

蒼紅の激戦が始まろうとしていたのだった。

――――


「この時を楽しみにしてたぜ?真田幸村!」


「某も、政宗殿との手合わせを心待ちしていた次第!


真田幸村、参る!!」


「奥州筆頭、伊達政宗
推して参る!」


政宗は刀、幸村は二槍を手に、構えの姿勢をとった。
周りの空気が張り詰めたものに変わる。
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