戦国ノ書 壱
□第十七章 決断
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あの夜、毘沙門天が雷華と信乃に告げた警告・・・
それは、自分達が『戦に巻き込まれる』という事だった。
雷華は奥州と米沢の城、
信乃は武田・上杉の要の地ー
戦い、それらを守るべきか、
二人にそれぞれ決断の時が迫っていることも意味していたのであった。
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