戦国ノ書 壱
□プロローグ&第一章 日常との別れ
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とある高校の屋上。
ここでは今まさに女子生徒が二人、夢中でとあるゲームをしていた。
「おっと〜♪今日はひと味違うんだよねっ!
これで、どうだ〜〜!?」
「おっ、そう来ますか!?じゃ私もCome on!」
――――ピピピピ!ピピピピ!
そこで丁度、ケータイのタイマーが屋上に鳴り響いた。
「あ、もうtime overですか?」
「やれやれ、今日も決着つか無かったね〜」
二人はそれぞれ自分がゲームで使用していた青い衣装と、
迷彩衣装の男性キャラクターの動きを止めた。
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