戦国ノ書 壱

□第二章 出会い、少女と独眼竜
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眼帯の男はその言葉にそうだと言わんばかりに指を鳴らした。


「Give me stimulus(刺激)!!」


眼帯の男は青い空を見上げながら呟いた。
すると


「う゛っ・・・このヤロォっ!覚悟、しやがれぇ――ッッ!!」


それまで足元に倒れていた兵士が傷を負った体で刀を掴むと、

隙を突いて眼帯の男目掛けて真っ正面から切り掛かって来た。


余りにも突然なことに、
眼帯の男は目を見開く以外に動けずにいた。


「危ない!!まさ「Noooooooooooo!!!!」


「「「!?」」」


――――ひゅうるるるるる、ドッゴォォォォォォォォン!!!!


刀傷のある男が間に合わないと思ったその刹那、空から『何か』が落ちてきた。

そしてそれは、襲い掛かかってきた兵士の上に落下。二人の男は腕で舞い上がる砂ぼこりを防いだ。



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