戦国ノ書 壱
□第五章 未来から来た少女〜信乃〜
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(信乃視点)
ついに来ちゃったよ〜
武田道場ならぬお館様のお屋敷に!
「ここがお館様の屋敷でござる!!」
「お屋敷デカッ!つか広っ!」
やっぱ、ゲームやアニメでより実際に見ると規模がハンパないんだけど!
ちなみにここに来たのは、ゆっきーが私を連れてくって言い出したからなんだよね〜
「某はお館様に報せて参る!
少々、お待ち下されよ!」
ゆっきーはそう言うと、
すごい勢いで屋敷の中へ走っていった。
現在、佐助と二人っきりという美味し・・・展開。
佐助は私のリュックを担いで、
呆れたようにゆっきーが行ってしまった方を見ながら口を開いた。
「あー悪いねウチの旦那、言い出したら聞かなくってさ
結構、無理矢理連れて来ちゃったし」
「いやいや、
気にすんなよ〜♪」