戦国ノ書 壱

□第六章 再会、奥州城下町
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・・・お前もかよ。

また、ケバい女捕まえたんですね?

大方、お前の新人部下だろうが。

・・・まぁ、慣れましたけどね。


ガシャーン!


「俺に口答えするな!」


「何よ、私が悪いの!?」


顔を合わせたらすぐこれだ。

口喧嘩ばっかり。

あーあ。私のカップ、割られた。


気に入ってたんですよ?
この青いカップ。

―――私はこんな奴らみたいになりたくない。

どうせ、愛ってのか?


そんなモン、いつか壊れんだろ?

なら私はそんなものー


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