戦国ノ書 壱

□第七章 激戦!独眼竜 対 若き虎
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(雷華視点)

「生の蒼紅バトルだー!
ゆっきー、筆頭頑張れ〜」


「やれやれ、やーっぱこうなる訳ね」


「あの、これってどっちかが死ぬまでやるって訳じゃないですよね!?」


米沢城に戻ってすぐ、
弦月の前立衣装に着替えて六爪を装備した政宗様と、

頭のハチマキと着ている衣装と同じ赤の二槍を手にした幸村さんはこうして、

お城の敷地内で向かい合っている。

「あー、その心配はないよ。

戦場で会った時はそうなるかもだけど、
今はただどっちがより強いかを競うのが目的だからさ♪」


「そうだったんですか!
よかった・・・!」


和服から通常の迷彩柄の忍服姿に戻った佐助さん(信乃はかなり残念がっていた)の言葉に、

私は心からホッとした。

Gameでもこの展開はお約束だったとはいえ、
tripしてきた今となってはそのbattleがもし、

私が考えていたような物だったら絶対に客観視出来なかったと思う・・・!
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