インプラントの安全性

従来の入れ歯治療に比べ、様々な面で進化を遂げたインプラント。 衛生面や精神面等、インプラント後の生活を従来の入れ歯以上に快適なものにしてくれます。 特にその精神的な影響は計りしれないでしょうね。 従来の入れ歯にあった、固い食べ物を前にした時や、大事な人と居る時の外れてしまったらどうしようという不安や 就寝前に必ず洗浄剤につけなければならないというストレス、そういった数々の精神的負担を、インプラントは一掃してくれるのですから注目されても不思議ではないですよね。

しかし、実際手放しで喜べない事があるのも事実です。 多くのインプラントに反対している歯科医が指摘しているのは、その安全性です。 顎の骨を削ると言う外科的な手術を要する訳ですから、歯科医の技術次第で危険な手術になってしまう可能性も高いのです。 広告や歯科医は術後10年で95%の成功率という事をよく掲げます。しかし、10年で5%は失敗しているのではという辛辣な意見や、インプラントを埋めるのは10年間だけではないと言う意見もあります。

そういったインプラントの安全性を危惧する声が高まっている時に、一つの事故が起きてしまいました。 2007年の5月に、インプラントの手術に失敗してしまうという事件が起こってしまいました。 しかも、その手術を担当した歯科医は著名な歯科医だったのも衝撃でした。 インプラントはその安全性を疑問視されていたとはいえ、手術に失敗してしまうとは想像もされていませんでした。 もちろん、麻酔を使用しますので失敗する危険性が0ではないですが、とは言え、インプラントと言っても歯科治療です。 それで失敗などと、という衝撃が業界内に走っています。

インプラントは従来の入れ歯や差し歯治療では得られない様々なメリットを与えてくれる分、その手術は入れ歯や差し歯治療とは比にならない程の手術です。 実際入れ歯や差し歯治療は1時間未満で終わるものが多いですが、インプラント手術は数時間かかる事も珍しくありません。 インプラントを考えている、または興味のある患者さんは多いと思います。今回起きてしまった失敗はそういった患者さんに大してはマイナスイメージでしょうね。

インプラント手術は歯科医の技量が大きく物を言う手術です。高い医療技術を持つ歯科医でも、体調が悪ければミスしてしまう可能性も高くなってしまうくらい高度な手術なのです。 歯科医はもちろん患者も、広告や歯科医の都合の良い説明に踊らされる事無く、今回の事件の教訓を生かすように勤めるのが大事ですよね。


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