未来もその先も

□Web拍手集
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【リヴァイとエレン語り】
TVゲームをする2人について語りましょう。
※診断メーカー結果



エレンが突然、段ボール箱を部屋に持ってきた。
今朝、誰かから電話が来てすぐ帰ってくると言い出ていった。

「部屋にゴミもってくるな」
「ゴミ、って…違いますよ」
「じゃ、なんだ」

これです、と段ボール箱を開けると中には白い物体。

「ハンジさんから電話来て、気分転換にでもってくれたんです」

そう言いながら、白い物体と線がついてるボタンらしきものがついてる長い…

「これは」
「それは、リモコン…って」

白い物体をテレビに繋げてるエレンに、そのリモコンと言うものを掴んだ。

「…持ちにくいな」
「リヴァイさんっ、それ2つじゃなくて一人一つなんですってば!」
「なぜだ」
「そういう遊びなんです、全くもう…」
「あれとは違うのか」
「……違いますよ、そもそもそれに刃なんてついてたら」
「ついてたら、なんだ」
「なんでもないですっ!それより、リヴァイさんも一緒に」

テレビ画面が変わり、見慣れない映像が出てくる。

「オススメって、ハンジさんがくれたんだけど…」

いわゆるいろんなジャンルのスポーツがあり。

「なに、やりますか?」
「なら」

たかがゲームで鈍った体を紛れるなんて思ってないが……


「…まだまだだな、エレン」
「なんで、本気なんですか…」
「俺は本気など出してない」
「嘘だ…目が、あの頃の目してました」
「…だったら、癖だ、もう癖になってる、たまにエルヴィンにも注意されるしな」
「なんか、悔しいので賭しませんか?」
「ほう、何を賭ける」

悩んでるように見えるが微かに顔が赤い。
どうせ、変な事でも考えてるんだろ。

「オレが勝ったら、たまにはオレから攻めていいですか?」
「俺が勝ったら」
「オレを好きなようにしていいです」
「いいだろう」



そうそう俺に勝てるなんて思うなよ、エレン。


「久しぶりに縛るか」
「嫌ですっ!」
「好きなようにしていいと言ったのは誰だ?…テメェが負けたのが悪い、自分を恨むんだな、来いエレン」





せっかくの休日は結局…リヴァイの好きなようにされるままのエレンだった。



2013/12/04up
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