小説
□4.お友達
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とりあえず、もう遅刻だけど私達は学校へ向かい、黄華♂を旧校舎に置いていき、担任に怒られてから教室にいる親友の元へ向かった。
「おはよう黄華。今日も遅刻したね」
「…緑〜、ちょっと来てくれる?」
相本 緑。私の親友でとても美人な幼なじみ。
「…良いけど、どうしたの?」
「お願い!ちゃんと説明するから!」
半ば強引に緑を旧校舎へ連れて行った。
「……相本…緑…」
「…えーと、この人は?
「分裂した私」
「え?」
「……色々端折るなよ」
「うるさい」
「いや始めから説明して」
「………………」
やっぱ説明しなきゃ駄目か
〜説明中〜
「…それは黄華♀が悪いね」
「え!?」
「ほらみろ」
いや…薄々分かってたけど、もう少し何かこう…ねぇ。
ってか私にも♀とかつけんなよ。
「そもそも知らない男の人から薬買って一気飲みなんて…普通しないよ」