小説
□6.とっ捕まえるぞ
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放課後になり、私達は街中を探した。
でもそんな目立つ人、いたらすぐ見つかるよね、という緑の冷静な一言に私達は落ち込んだ。
確かに的を射た発言だけどもさ…
「そもそも、どの辺りでその人を見つけたの?」
「んー、えーと…」
「東公園の前。そこで露店を開いていた」
「流石、黄華の分身くん♪」
「別に…」
何でこいつはこんなに無愛想なの
「でも東公園なら近いね、いるか分からないけど行ってみよっか?」
「うん…行く」
軽くへこみつつも足を進めた。
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