小説

□6.とっ捕まえるぞ
1ページ/1ページ



放課後になり、私達は街中を探した。

でもそんな目立つ人、いたらすぐ見つかるよね、という緑の冷静な一言に私達は落ち込んだ。

確かに的を射た発言だけどもさ…



「そもそも、どの辺りでその人を見つけたの?」

「んー、えーと…」

「東公園の前。そこで露店を開いていた」

「流石、黄華の分身くん♪」

「別に…」



何でこいつはこんなに無愛想なの



「でも東公園なら近いね、いるか分からないけど行ってみよっか?」

「うん…行く」



軽くへこみつつも足を進めた。
 

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ