小説

□7.呼び名を決めるわよ
1ページ/1ページ



「ところでさ、いい加減呼びづらいから黄華♂の呼び方変えない?」



移動中、緑がそう言った。
それもそうだわ、黄華って女の名前だし。



「しかも表記に♂が付くのもポ○モンみたいだしな…」

「呼び方ねぇ…イエローとかで良くない?」

「お前のネーミングセンス…」



黄華♂が呆れ顔で見ている。だって黄色だし…



「理由がいい加減すぎだろ」

「うっさい、心の声読むな」

「まあまあ…『橙也』っていうのは?」

「橙也?」



トウヤ…どこからとったんだろ?



「黄華が黄色なら、橙也は橙色って感じで…」

「……良いな、それ」



黄華♂から橙也になりました。
 

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ