小説2
□1.冥界治安維持部隊
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俺の名前は雪白氷介。
冥界治安維持部隊の第3取締部隊隊員として、冥界で働いている22歳だ。
冥界治安維持部隊とは、冥界(死後の世界)の平和を守る、まぁ下界でいう警察のような組織だ。
取締部隊とは、亡者(死んだ後の人間)が悪さしたら取り締まる部隊のことだ。
「誰に話をしているんだい?氷介」
「あ〜、ちょっとナレーションを…」
この人は俺の先輩であり、第3部隊の隊長の、文月磊磊さん。
とても穏やかだが…亡者に本気出すと…怖い。いやマジで。
「ほら、サボろうなんて考えたら…私の能力でお仕置きですよ?」
怖いっす…先輩。
因みに能力とは、冥安隊隊員がそれぞれ持ってる特殊能力。
これを使いながら冥界を守っている。
俺は自在に氷を生み出したり、吹雪を起こすことが出来る。
「氷介…そろそろ時間だよ」
「りょーかい」
さぁ、これから一仕事しなければな。
先輩本当に怖いからな。