1day1story

□耳
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「へーいーじっ!」



耳元で総司が平次の名前を呼んだ。



「ΣΣひぁっ?!!」



すると、平次がビクッと肩を揺らしてすっとんきょうな声をあげた。



「ん、なんや?平次、耳弱かったんか?」

「おま、何すんねんっ!//人が本読んどるっちゅーのに!///」

「えー?せやかて、せっかく一緒に居んのに本ばっか読んで構ってくれへんのが悪いやん。」

「はぁっ?!//」



ぶーぶーと口を尖らしながら総司が文句を言う。

一方平次は耳まで真っ赤に染まっている。


(‥‥‥やば、襲いたいっ!)



「すまん、すまん、悪かったから許してーや!」

「知らんっ///」



暫く真っ赤な顔のまま平次はそっぽ向いてままこっちを向いてくれなかったらしい。



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