1day1story

□拗ねる
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「兄さん、何拗ねてんのー?」

「ほっとけ、」



アルが聞くがエドはソファーでふて寝を始めてしまった。

エドが拗ねるときは大抵は大佐‥‥‥ロイのせいなので今回もそうなんだろう。



「ねぇ兄さん、そんなとこで寝たら風邪引いちゃうよ?」

「そんな柔じゃねー」

「大佐のことで何かあったんでしょ‥‥」

「うぐっ‥‥‥」



どうやら図星なようでエドは黙り込んでしまう。


(しょうがない人だな〜、本当。)


「兄さん、ちょっと気分転換に出かけて来たら?」



そう言うとエドは渋々必要最低限のものを持って出かけていったのだった。

が、結局1時間もしないで帰って来て、
うだうだしてるというその繰り返しでロイのとこには行く気はないらしくまたゴロゴロしながら文献を読み始める。

拗ねている兄を見ながらアルはロイに電話をいれるのだった。



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