1day1story

□無精ヒゲ
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ちくっと肌に触れて痛いというかこそばゆい。
何故そうなのか目を開けたら分かった。



「シズちゃん痛い‥‥」

「あ゙ん?」

「ヒゲ‥‥‥剃ろうよ‥‥」

「休みなんだからいいだろ‥‥」

「俺は嫌なんだけど。」

「知るか」


そっぽ向いたくせに、少し経ってからベットから静雄が立ち上がった。



「どうしたの?」

「何でもいいだろ」



そう言って向かった先は洗面所。


(何だ‥‥ヒゲ剃りに行ったのか‥‥‥)


素直じゃないな〜なんて思った臨也だった。
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