1day1story
□あくびをする
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授業中、只今昼休みが終わった後の5限目。
誰もが眠たくなるこの時間帯‥‥‥
(あー‥‥眠い‥‥‥)
さっきから欠伸が止まらない。
古典の時間はどうしても眠たくなって仕方ない。
ノートは機械的にとってはいるものの、
先生の話しは流しで聞いてるような感じだ。
「快斗、何寝てんのよ‥‥」
クイクイっと上着の裾を引っ張られて右をみると青子に小声で注意された。
「眠いんだからしょーがないだろー‥‥」
「減点されるわよ、快斗」
「大丈夫、大丈夫!俺は青子と違ってオール5だからな」
「あんたに言われたくないわよ、」
まだ何か言いたそうな青子の顔を横目に一つ欠伸をして突っ伏する。
後5分もしたら授業は終わり。
(早く帰って新一に抱きつきたいな〜)
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