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□バレンタイン
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バレンタインデーKISS〜♪

街中では女の子はチョコ作りに必死。
今、人気絶好調のAKB69の歌も
バレンタインにちなんでいる。

「はぁ、バレンタインか…今年ももらえないよな〜」

「クフフ♪大丈夫ですよ! 僕がとっておきなものをあげますから♪」

「いらん!!!」

「じゃあチョコください!」

「どうしたらそこで『じゃあチョコあげる』になんだよ!」

いきなり(どこからか)出てきた変態は図々しくも手を差し出してチョコを請求してきた。
しかも両手には紙袋にたくさんのチョコ。一様(顔はいいから)モテルらしい?

「じゃあボクも欲しいナ〜♪」

「なんで俺の背後に白蘭がいるんですか?」

「んなっ!このマシマロ男っっ!」

「パイナップルに言われたくないな〜」

「ねぇ、どうでもいいんだけど…なんで俺にリボンまいてんの?」

ナチュラルにキレイな赤いリボンを綱吉にまき始めた白蘭。
その答えは、期待を裏切らないものだった。(皆さまが予想しているどうりですw)

「え、バレンタインだから…綱吉クンをもらおうかとおもって」

「クハハ、綱吉君をいただくのはこの僕ですよ!あなた、脳みそまでマシマロになってしまったんですか?」

「少なくとも全体からパイナップル臭のする君に言われたくないな♪」

「やめてください。ここ街中です。」

もはや、ここをどこだか忘れてケンカしあう二人に突っ込みを入れたのは、綱吉だった。
もしろ色々恥ずかしくなって他人のふりをし始めた綱吉だった。

「そうですね。こんなやつは綱吉君のそばにいたら有害です!帰りましょう」

「いやいや、帰りましょうってお前んちと逆方向だからね?俺」

「そうだよ、あっ!僕の所にくる〜?ツナちゃんだったら大歓迎だよ!」

「そういってリボン付けるのやめないんですか?歩けないんですけど。」

「お姫ささま抱っ「却下!!!」…チッ」

またまた、険悪なムードになり始めた時綱吉がしょうがない、というように

「じゃあ、チョコあげればいいんでしょ!ハイっ」

「「……はぁ」」

「せっかくあげたのになんでため息!?」

それは、綱吉の手作りチョコじゃなかったからとバレンタインの口実で綱吉を頂けなかったからだ。

「あげたんだから、これから2月のあいだ俺に話しかけないでね!あっ、ホワイトデ―1000倍返し楽しみにしておくね♪間違っても俺がプレゼント❤とかいうなよ!」

「「!!!!!」」


そしてこんなにくぎを刺されてしまったのであった。
そして彼らは学習した。
次からは、街中でのケンカはよそう…と。
(皆からドン引きの目で見られたから。)


終わり!


バレンタインすぎちゃってすみません;
いちよう 骸、白→ツナ でした〜☆

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