捧げ物

□僕の兄さんがこんなに可愛いわけがない!
1ページ/2ページ

*あの有名なアニメパロではないです


雪燐で雪男達は中学生ですよ!
雪男が燐を好きだと自覚し変態にいたるまで…


「んぅ〜、肉ぅ…ムニャ」

現在午前1時、良い子は寝る時間です。それはおいといて…

「たく、兄さんはまたお腹出して寝て…可愛いな、ん…可愛い?兄さんが?ちょっとまて、今のは間違いだ!」

そうこれは、雪男君が恋だと自覚するときのお話。


〜朝〜

「ん〜…」
「…きお、雪男!」
「ん…、…うわっ!びっくりした!」
「そんなにか?まあいいや、朝飯できでるぞ。ジジィ達も食い終わってるし」
「…(顔、近かったな。別に近いからどうってわけでもないけど)」

なんでもないことに気になりだした雪男。
なぜだか胸がドキンとなる。

「今日の朝ごはんはなに?」
「半熟目玉焼きとウインナーとサラダと味噌汁、ご飯!今日は、上手く半熟にできたんだ」

一番上手く出来たのは雪男にやる!そうニッコリと燐が笑う。

ムラッ
「…?(ムラッ?)」
「?どうした、雪男」
「なんでもない。早く食べよう。(風邪か?)」
「そうか?お前風邪引きやすいし、気ぃつけろよ?」
「うん、兄さんもね」
「俺は大丈夫だっつーの!」

そんな他愛のない話をして学校へいく。
もっとも燐はサボりだが…

「「いってきます」」
「おー!燐、サボるなよ」
「るせぇ」
「…(兄さんと手、触れそうに近い)」

冗談ついで獅郎と話して行く。
これがいつもの日課。

学校について、雪男は真面目に勉強して燐はサボる。


「ただいま」
「お帰り!雪男。ただいまのチューは?」

燐が冗談半分で雪男をからかう。すると

「…!?」

雪男が顔を真っ赤にした。

「…!?じ、冗談だっつーの」

それにつられ、燐も赤くなるが冗談だといいかえし紛らわす。

夜ご飯も食べお風呂に入った。
雪男が勉強しようとしたとき

「…なぁ、雪男」
「なに、兄さん」
「今日、一緒に寝ねぇ?」
「え!?」
「お前、今日変だったろ?風邪、引いたんじゃないかと…」

やはりさっきの気まずさが残るのか目をそらしずつ、心配して言う燐。

「あぁ、わかった」
「は?」

雪男は、ようやくこの気持ちが理解できた

「―僕は兄さんに恋、しているのか。」

小さな声で言う。

「?なんていったんだよ?」
「さあね、じゃあ今日は一緒に寝ようか」
「おう!」

何年か後


「602、602号室…ってここでいーのか?まだ誰も来てねーのかよ……」
「やあ、びっくりした?」
「!!!!!?」


「(…ふふ、もう離さないよ。可愛い僕の兄さん。これで、ここは僕達2人。兄さんにあんなことやこんなこと、たぁーくさんしてあげるからね)」


正十字学園に入り雪男がますます変態になっというのは、また別のお話。

next後書き


次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ