◇BLEACH

□中間報告座談会
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◇副官座談会(参加者・やちる、乱菊、七緒、修兵、恋次、桃、ネム)


「カップルアンケートの中間発表です」
 仕切りは七緒と思いきや、修兵である。相変わらず使われる修兵君…(ほろり)
「えー、まずは一位〜三位ですが、日々順位が入れ代わってるようッスね」
「すごいわよねぇ」
「今のところは、一位が…京楽隊長と伊勢副隊長、二位が日番谷隊長と雛森、三位が更木隊長と草鹿副隊長…とまあ、八番隊と十一番隊はココのメインだから解るけどよ…すげえな、雛森」
「うふ、ありがとうございます」
 修兵の言葉に桃は擽ったそうに笑う。
「日番谷隊長も雛森さんも人気がありますものね」
 七緒は微笑を浮かべる。
「やちるは悔しくないの?」
「別にぃ?あたしは剣ちゃんいればいいもん!」
 乱菊に話題を振られるが、やちるはあっけらかんと返し、お菓子に手を伸ばす。
「ああ、そう」
「後半読み上げますよ。いいっスか?四位斑目三席と涅副隊長、五位恋次と朽木、六位浮竹隊長と卯ノ花隊長、七位が市丸隊長と乱菊さん。番外で票が伸びてたのが元十二番隊隊長浦原さんと元隠密機動総司令官四楓院さん…」
「乱ちゃんこそ、最下位じゃん?」
「あら〜、私が拍手に出たら間違いなく、指定入るわよ〜?上位じゃないほうが、助かるんじゃないかしら?」
 やちるの突っ込みに、乱菊は髪を掻き上げ、胸を張り出し身をくねらせる。
「ごく…」
 思わず喉を鳴らす修兵。
「乱菊さんっ!子供の前で!」
 七緒が怒り、乱菊は話題を逸らす。七緒を怒らせると後が五月蝿いのだ。
「まあまあ…それにしても恋次、腑甲斐ないわね」
「ううっ!」
「あんた、原作であれだけ朽木といながら、何一角とネムに負けてんのよ」
「しかも、朽木さん…違う相手の投票が多…」
「言うなっ!」
 乱菊の容赦ない物言いに加え、桃が追い打ちを掛ける。
「いっちーの方が人気なんじゃない?強いし」
「ぐっ!!」
 やちるにまで言われ、恋次は撃沈。胸を手で抑え机に突っ伏してしまった。
「やちる、人のこといえないでしょ。花とか一とか、誰よこれ」
「ん〜?一はつるりんかな?いっちーかな?花…誰だろ?」
「…あいつじゃないっスか?ほら、一護を助けてた、四番隊の…」
 恋次は起き上がり、記憶を手繰り寄せて説明する。この中で花太郎を一番見ているのは恋次なのだ。
「あー!よだれのっ!」
「………相変わらず、すごい覚え方っスね…」
「でも、つるりんはネムちゃんだもんね」
「…はい…」
 やちるはにこりと笑い掛け、それまでずっと黙っていたネムが小さく頷く。
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