２
□別れの花
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恋次は首筋に唇を這わせながら、襟元を開き鎖骨に唇を落とし、小さな膨らみを口に含む。
「んん…」
口を手の甲で抑え声を漏らすまいと、ルキアは耐える。
音を立てしゃぶりつきながら、ルキアの袴を脱がせて行く。ルキアは懸命に抵抗するが、恋次の愛撫で力が入らず、殆ど無抵抗で脱がされてしまう。
「や…」
「悪ィ…止まらねェ…」
裾を割り、ルキアの細い足を掴み広げると、顔を埋める。
「恋次ッ！！」
恋次の頭を押し留めようとするが、力の抜けた状態で適うわけもなく。あっさりと許してしまう。
「あっ！！」
「ん…」
恋次の舌の器用さに、ルキアは顔を真っ赤にし、恋次の死覇装を握り締め、唇を噛み締める。
やがて、ルキアの力が抜け落ちて行くと、恋次は顔を上げ、袴を脱ぎ身体をルキアの足の間に滑り込ませ、ゆるりと身を沈ませて行く。
「あ…ああ…恋…次…」
「ん…ルキア…」
ルキアを抱き締め、ゆるゆると動きだす。
「…ダメ…恋次…」
「…ここまで来て、止まれるかっ」
ルキアの弱々しい制止など、今の恋次に聞くわけもなく。息荒く、唇を貪りながら徐々に激しい動きに転じて行った。