◇BLEACH

□制服
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 一方、七緒を人気のない場所まで連れてきた春水。
「た、隊長っ!」
「七緒ちゃんの足は誰にも見せちゃダメ!」
 そう言いつつも、春水の手は七緒のスカートからはみ出た太股を撫で回す。
「あっ、駄目です!」
「こんなひらひらした布なんて、すぐにめくれちゃうよ?」
 そのまま、つつっとスカートの裾ごと撫で上げる。いつもなら、扇子の反撃が当にあるのだが、生憎着替えたばかりで持っていない、その間にここぞとばかりに春水の手がはい上がる。
「この小さな布も…」
 薄く小さな布越しに、敏感な部分へと指を這わせていく。
「…セク…ハラですっ…!」
「そう?感じてるみたいだよ?」
「だ、だめぇ…」
 恥ずかしさのあまりに、力が抜けていく七緒。

 その時だった。巨大な霊圧が二人を包んだ。

「…春水…」
「げっ、山じい…」
「や、山本総隊長…」
「このたわけがっ!」
 元柳斎が一歩踏み出し、春水が後退る。
「や、山じいが何と言っても、七緒ちゃんの足はボクが守る」
 珍しく真剣な表情で七緒を背中に隠し、元柳斎と睨み合う。
「隊長…」
「七緒ちゃん」
 見つめ合う二人。あ、いい感じ?
「一番危ないのは隊長です!」
 容赦なく平手を一発。
「いたっ〜〜!」
「全くじゃ、副官の足に血迷うとは情けないっ!お主には、邪念を持つ暇もないようにしてくれるわ!」
「そんなぁっ!」

 こうして、七緒は現世行きのメンバーから外され、春水には、留守にしている十番隊の仕事を押しつけられる事になったとか。



どっとはらい。
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