◇BLEACH

□あなただけ
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 七緒の積極的な動きに、春水は喉を鳴らす。
「七緒ちゃん、こっち向いて」
 顔を見たいと促すと、首に巻きついていた腕の力を緩めて、瞳は伏せたまま顔を見せる。
 目尻と頬を染め、微かに震える睫に、春水は指を這わせる。
 眼鏡の端から目尻に滲んだ涙を拭い、そっと指をずらし、顎を摘むと唇を重ねる。
 ゆっくりと重ね、深く口付けていく。舌を進入させると、もう片手も動き出す。
 舌と指とまったく同じ動きをされて、七緒はのけぞりかける。顎を摘んでいた手は背に回り、七緒の体を支えている。
「…ふ…ぅん…」
 苦しげに眉を寄せて、喉と鼻を鳴らす。
「とろけちゃう?」
 唇を開放すると、春水は七緒の耳元で囁き確認する。
「はぁ…あ、とろけ…ちゃう…」
 目尻に涙を浮かべて、白い喉を晒し喘ぐ。
「七緒ちゃん…」
 普段見せることのない従順さと、痴態に、春水は堪らず、七緒にむしゃぶりつく。
 襟元を肌蹴させ、まろやかな膨らみを口に含む。
 七緒の腰を片手で器用に支えたまま、もう片手は相変わらず内股に。
 硬く尖った蕾を口の中で舌で転がし、指も同じように、最も敏感な芽を摘み転がす。
「はああ!!」
 新たな刺激に、七緒は大きく跳ねあがる。跳ね上がった衝撃で、掛けたままの眼鏡がずれる。
 次々襲う刺激に、七緒は必死で、春水の襟元を握り締めて耐えた。
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