文集2


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10
きれいだなんて言葉がいちばんきたないように冷めたマグカップは闇色をしていた。

01
「病的だよね」

02
「駄目」

03
「付き合ってられない」

04
「ごめんね」

05
「触りたくない」

01
「そこにあるのは、からっぽな神様の成れの果て。私は悪くないの」

02
「もっと強く抱き締めて。私が窒息してしまう位」

03
「君がほしいのは、僕じゃない。まだ気付かないの?」

04
「もうすぐで終わるわ。私は遁走するの。全てから、ね」



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