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□Mezzanotte
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僕が夜恭弥の部屋へ行くと、大抵恭弥は寝ている。

そのまま寝かせていてあげたいのですが、小さな物音で目を覚ます癖が災いして、眠い目を擦りながら僕を迎え入れてくれる。


夜の恭弥は可愛い。


「今夜は遅かったね…」

「ちょっと立て込んでまして」

どんなに遅くなっても、恭弥はいつも僕を部屋に入れてくれる。

隣に座って他愛ない話をして、帰る。

それが日課の様になっていた。

眠そうな目で僕を見上げる恭弥は堪らなく可愛い。

「眠かったら寝てもいいんですよ?」

僕は寝顔を見るだけでも充分なんですから。

「…犯される趣味は無いから」

「………クハッ」

「何が可笑しいの」


可愛い寝顔を見たら確かに我慢出来なくなりそうですね。
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