感情の裏側

□千鶴は私の嫁
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あの後騒ぎを聞きつけた近藤さんが部屋にやってきて、斬りかかられていた私を助けてくれた。



そして話を聞いてもらうため、広間に召集がかけられた。

そして今、私は広間の中央に座っている。
何も出来ないようにと後ろ手に縄で縛られながら。

やべ、足痺れてきた。






それにしても…。

『…。』


ものすごい睨まれてる!!
だって視線が突き刺さってるもん!
穴開きそうなぐらい睨まれてる!

特に土方さんがね!!!


沖田さんは相変わらず笑顔。
本当に殺されるんじゃないだろうか、私。

ニコニコと素敵な笑顔とは裏腹にドス黒い雰囲気をまとっている沖田さん。

殺気を消してお願い!!




唯一華の千鶴ちゃんが…あんな遠くに居る…
私に!私にオアシスをください!!










「聞いてんのかてめぇ!!」

『ごめんなさい聞いてませんでした!!
そして出来れば千鶴ちゃんの隣に座りたい!』



そして私はまたやってしまったのだ。




「どうして千鶴ちゃんまで知ってるの?」












沖田さんの視線がさっきより鋭くなる。
もちろん、沖田さんに限らず広間にいる全員がだ。


これもう完璧死亡フラグたったよ。
ごめんね、お父さんお母さん。

先逝く娘をお許しください。





 
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