感情の裏側
□鬼の副長。
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着いて来いと言われたので大人しく着いていったら土方さんの部屋。
「お前女だよな?」
『…男に見えますか?』
「………そうだな。
女となるとここに住む条件なんだが…」
『男装ですか!?』
「あぁ。それから頼みごとがあってな」
『頼みごと?』
「これを買いに行ってきてくれねえか?」
『…わかりました。でも場所が…』
平助が私に紙を渡してくれた。
「これ。分かりやすく書いておいたから行けると思うぜ!」
地図…らしきもの。。
何とまぁ…、何も言えない地図だ。
『ってか私に行かせていいんですか?』
「近藤さんが言ったんだよ。」
『…近藤さんが…ですか。』
後ろでは平助がニヤニヤと笑っていた。
土方さんの部屋を出た後、
平助が「土方さんって嘘つくの下手だよな」とか言ってた。