感情の裏側

□ダメ絶対
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『え、何この…大量のお酒…』

「今日はみんなで呑むんだって。」


『…へー』




「にしても…多いよね。」

『うん。多い』



何でこんなにあんの?ってぐらい多い。
こんなに呑めんの?ってぐらい多いよ。

しつこい?

それだけ多いってことなんだよ。
お酒はただいま温めております!


『千鶴、火傷しないようにね』

「なまえ、人の事言えないよ」


『うん。熱い。そして痛い』


「冷やしてきなよ、傷残っちゃう!」




















見事に火傷してしまった…。
冷やしております。






「何をしている?」

『うわ、斎藤さん!
いやー火傷したので冷やしてるんです』









「……それは冷やしてるというのか?」



『微妙ですね』





だって地面が冷たいんだもの。
ってか…斎藤さんも呑むのか?

…まぁ、呑むよね。



「来い。」


『へ?』












「それでは冷えるはずないだろう」

『…ありがとうございます』








ま、まさか斎藤さん…デレ期到来!?

『助かりました!』

「そうか」
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