夢桜学園

□転入編 第3話
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「ごめんごめん!待たせたね 行こっか!」

「はい!」

先生さっき何を話してたのかな??まっ いっか!

「はい 到着〜!ここが初等部の校舎だよ!」

「おおーッ!!近くから見るともっとでかいッ!!」

「でしょ!じゃあ中に入ろっか!」

「はいッ!!」

今日は占いで1位だったから
いい出会いが出来そうな気がする!!

ガチャッ

「じゃあ改めて!ようこそ夢桜学園へ!」

「うわぁ 中もすごい!」

「でしょー!それじゃあホームルーム始まってるから早く行こ!教室にレッツゴー♪」

「ゴー♪」


あれ?先生ホームルーム始まってるって言ってたのに
男子2人が廊下に!?
てかこっちにくる
なんか片っ方の人にすごく睨まれてるような…

「お前の力を解き放て…解放…」

「え?」

「奏くん!?また力を解放して…子供の君が解放するのはあまり体によくないって前にも言ったのに」

「うるせぇ…そこをどけ」

「ハァ…愛ちゃん!僕の後ろへ」

「!? は、はい!」

眩しい…!あの人が嵌めている指輪から赤い強い光が!!

「奏…そんなに力使って大丈夫?」

「心配するな由希…早く終わらせる…」

「言ってくれるね!なら僕も解除しないと危ないかな?リング リングっと」

「ッ…なめやがって…!」

ボッ!


手から火が!?マジックにしても 凄すぎる…


「炎の雷(ほのおのいかずち)!」

「おっと!また力が上がったね…でも この程度なら解放しなくても大丈夫かな」

「なに!?」

「行くよ!」

パチンッ

「!!弾かれた!?」


これは 夢…?
うち 夢みてるんだよね?

ギュッ

い゙、痛い…
夢じゃない!?


「これでわかったでしょ?確かに君の力は子供にしては桁外れに強い でも僕ら教師にはまだ通用しない…さ!教室に戻ろう」

「ッ…まだだ…」

「ハァ…奏くん」

「俺は…絶対に…この学園か…ら…」

バタンッ

「奏!!」

「力の使いすぎだね…」

「ちょっと 大丈夫!?」

「由希くん 奏くんを保険室に運んでくれる?僕が運ぶと怒ってまた力を解放しちゃうと思うから」

「はい…」

「ありがとう!奏くんの目が覚めたら あんな無茶はしちゃいけないよって伝えておいて!じゃあ 行こっか!愛ちゃん」

「は、はい」

あれはマジックなんかじゃないのかも…まさか

「愛ちゃん…魔法ってあると思う?」

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