腐腐腐腐

□甘々.主花
3ページ/5ページ



「もういいよ」

「ご、ごめん…」


冷たく言い放ってしまった。

陽介が悲しそうに謝る。
いや、
陽介は悪くない。
俺の我が儘だ。
しかも自分を完二と比べて。
自分の情けなさに
更に腹が立った。



それから、
陽介は俺の感情を分かったように
黙りこくってしまった。

沈黙のまま、帰り道を歩く。


ああ…、
こんな筈じゃなかったのに。

いつも通り一緒に帰って、
手を繋いで。
キスをして。

今日も陽介の体温を存分に
感じる筈だったのに…


やっちまった、
俺の馬鹿野郎/(^O^)\





次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ