腐腐腐腐
□甘々.主花
4ページ/5ページ
そんな事を考えて、
というか反省していたら
もう家の近くまで着いてしまった。
「……じゃあな、また明日」
「ん…、バイバイ」
また、冷たく言い放ってしまった…。
俺のクソ馬鹿野郎おおお!
そして
陽介とは反対側の道へ
背を向けて歩き出す。
そして陽介から数十メートル離れた時。
「……月神ーーっ!」
急に呼ばれ
足を止め、陽介の方へと振り返る。
「俺っ、バカで無神経だから分からないうちに月神の事たくさん傷つけちゃうかもだけどっ!」
「でもっ、月神の事大切に思ってるからっ!」
「『零也』の事っ!
大好きだからーっ!!!///」
そう言って
顔を真っ赤にして
踵を返し、走って帰っていく。
……ばか陽介。
顔を真っ赤にしたいのは
こっちの方だ。
愛してるよ。
Fin!