森羅万象の理

□第三幕 旅をする沼
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生きとし生けるもの全てには形は違えど終わりが来る。


現し世に存在するものに常しえの命を持つモノなどありはしない。




太古より生きた樹は朽ちて地に倒れ、獣は自ら死に場所を求めて彷徨う。


蟲とて同じ。


そして奥深い山にひっそりと息を潜ませる沼は――――。





第三幕 旅をする沼
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