POKETENI本編

□Prologue
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Prologue



「ピチュー」

「あら久しぶり、そしてお仕事ご苦労様」

「ピッチュ、ピッチュ」

「ありがとう、もう立派に一人前?その割にはピカチュウには進化してないのね。相方さんはもう進化しちゃったのに」

「ピチュー!ピチュウ」

「ごめんね、気にしてた?」

「ピチュ!」

「でも貴方たちに会うと懐かしいわね…もう3年か」

「ピチュウ…」

「みんな元気かしら…無茶な仕事したり、ふらふらと世界中を旅しているんでしょうね…」

「ピッチュ、ピチュ、ピチュー」

「貴方も彼が大好きだったわね、抱っこされたり頭の上に乗る事が」

「ピチュ」

「3年…子供が大人になるには、十分すぎる年月かもね…」



3年前、私は全てを1人で背負い込んでいました。

だけどその時私に頼れと言ってくれたのは、妹たちよりも年下の少年…。


これは私が体験した不思議な出来事の回想です。




アシビヒナヅル







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