03/11の日記
22:29
サンクチュアリ
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手を繋いだままミーは唇を開いた。
「忘れろなんて言いませんけど、今ここにいるミーと向き合ってくれませんかねー」あくまで目を反らさずに続ける。
「ミーはセンパイを置いて逝ったりしませんしー、ワガママだって付き合ってあげますー」
最後は息を大きく吸って、目を合わせて、唇を軽く舐めて、手をぎゅっと握って、
「好きです。愛してます。ミーと幸せになりましょうよー」
ベルセンパイはもう十分なくらい不幸を受け入れた。
ミーはセンパイを抱き締めた。センパイはミーの背に手をまわした。
というね。マーモン大好きな王子がマーモンを亡くして病んで、フランがそんな王子を助けるっていうね。ありがちな、ベタな妄想ですよ。
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