03/11の日記

19:52
魔法少女まどか☆マギカ 謎が収束していく第10話!
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特に関西以外の方々にはネタバレ必至です。


■魔法少女まどか☆マギカ 第十話

九話では悲劇の運命を迎えたさやか、そして彼女とともに消えた杏子。
だが、ほむらもまた、常人の及ばぬ運命に翻弄された一人だと十話で判明します。
冒頭からいきなりほむら転校シーンから始まります。あれ、でもちょっと違うぞ。まさか本編でスピンオフとかじゃないよな!?
いやいや。ほむらは時間操作能力の持ち主。これは過去かというか未来!?のお話なんだな!と、ぴーんと来た方もいらっしゃるかと。

それにしても。眼鏡、三つ編み、気弱。見事な萌え要素ですほむほむ。かわいいです。
そんな彼女がどうして魔法少女になったのか────
魔女に襲われたところをマミとまどかに救われます。
まどかはいつ魔法少女になるのか、が、このアニメの争点でしたが、別時空でその勇姿が見れるとは意外でしたね。
武器は弓。なぜか聖闘士星矢Gのアイオロスを思い出しました(あれも武器は弓矢だし)。
久しぶりにマミさんが登場、活躍しましたね。マミリストの人は狂喜したのでしょうか。でもさやかちゃんは・・・マミさんも・・・((((;゜д゜)))

そしてワルプルギスの夜(Zマスターみたいなもんか?)が降臨し、ほむらは絶望的なまどかの戦いを目撃します。
結果はまどかの死。悲しい事実を覆すため、キュウベェ《インキュベーター》と契約するほむら。
彼女が魔法少女として獲得した「力」は時間操作でした。
当初、ほむらは未来人という予測がありましたが、実際には同じ時空連続体を繰り返しループする、というものでした(時間を巻き戻すわけですが結果的にはパラレル別次元になっていきますね)。
そして魔法少女としてまどか達に協力するほむほむ。とは言え、成り立てではもう全然役に立たないわけで。
しかし、能力的には時間停止に時間巻き戻しは承太郎を越えてるような・・・
でも、ドジっ子ほむほむはかわいいんだよなぁ・・・逆に先輩魔法少女のまどかが凄く強そうに見える。
そうして、魔法少女として生きることになったほむら。
まどかに守られているだけではなく、守りたい。そんな彼女の想いとは裏腹に、何度も何度もまどかを喪う世界をループしていきます。

この「何度も同じ時間軸をループする」というストーリーは、SFにはかなりあります。
新スタートレックにもエンタープライズDが特殊な時空間に閉じ込められ、ウォーフ大尉が何度も同じ人生を経験するというエピソードがありますし。
アニメでは、ハルヒ二期のエンドレスエイトが同一カテゴリーに分類されうると思います。
エンドレスエイトのキョンと違うのは、ほむらは全ての世界──経験したことを記憶しているということです。
これはとても辛いだろうと思います。
なにしろ、自分を助けてくれたまどかが死ぬという結末を何度となく体験し、しかも忘れることもできないのですから。
親友を救うことが叶わないという慚愧、悲しみ、愛情・・・ほむらは世界をやり直しながらも心の中はつねに傷ついていたでしょう。絶望と希望がせめぎあっていたのでしょう。
物語はこのようにループというバックストーリーを開示することで、あの一話の冒頭へと繋がります。
前の世界で魔女と化したまどか。今度こそそれを救うはずだったのに。魔女になることを回避するため、ほむらに自分を撃つように頼むまどか。
笑顔で自分を射殺する依頼をする友達の姿に、ほむらの悲しみと喪失感は頂点に達します。
なぜ、執拗にまどかを魔法少女にさせないようにしていたのか。その理由はこの回で納得できました。そりゃ、親友があんな目にあい続けてたらキュウベェを憎悪するのも無理はないですよね。
かくしてほむらは、以前とは全く変わり、臆病でドジっ子な性格から、冷淡で凄腕の魔法少女になりました。
しかし、それもまどかのため。まどかを魔法少女にしないためにも、全ての魔女は自分が倒す。何と言う悲壮感漂う決意でしょうか。
ワルプルギスの夜もほむらは倒すつもりです。
でも、さやかや杏子がいなくなって、そのようなことが可能なのか。
そしてまどかはどのような道を選択するのか。

物語はクライマックスに進み、目が離せませんね。


しかし。キュウベェはほんとひどいよなぁ。ノルマ達成したからもう地球はどうでもいいって・・・やっぱり詐欺師じゃなイカ?

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