novel

□さようなら、愛しいキミ
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漫画48巻妄想



「…………ッ、一護…!」



黒崎の霊圧が消えた

藍染との戦いが終わった合図だった


現世の偽の空座町にいても、
黒崎の霊圧は俺に届いていた

その霊圧は
次第に大きくなり、急に確認できなくなった


次に感じた霊圧は
すでに弱々しい霊圧となっていた

一瞬、死んだのかとも思ったが
後に松本からの報告で
藍染に勝ち、生きていると聞いた


安心した


だが、黒崎は2度と触れられない存在となった

最後の術で、霊力の全てを失った黒崎は
霊の存在を感じれなくなっていた

黒崎がこの状態では
俺達死神の存在も、アイツには分からなくなる

その事に、尸魂界が下した命令は
“黒崎一護と2度と関わる事を禁ずる”との事だった

命令が下されるのは、今日が終わる時間と、松本から聞き
すぐに現世へと向かった

まだ、猶予はあった



「………黒崎っ」



現世はすでに、静まり返っている時間だった
あと半刻程で、日付が変わる




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