novel

□我等が
1ページ/1ページ

映画第三弾の妄想





「辛くて…悲しい…

哀しくて…虚しい…

寂しいんだ……オレ…」



「…一護……」



「知らなかった………

死ぬより辛い事があるなんて…」



「一護…
お前は、何故戦うのだ?
戦ったとしても、もうあの場所に一護の居場所は無いだろう」



「だけど…」



「?」



「だけど、オレは…オレは、あの場所があったから、この力があるから、仲間を守って戦えるんだ…

オレの居場所は、あそこにしか無いんだ……!」



「……一護……」



「悪ぃけど…オレはやっぱり、死神として戦う……」



「そうか…」



死神とは愚かだ…



我等が触れる事さえ出来ぬものを



容易く手放す






[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ