REIYA 〜レイヤ〜(男主長編)

□月夜3
1ページ/3ページ












ポツン


『ん……』


ポツンッ


頭の中で水が落ちるような音が聞こえる。早く目を覚まさなければいけない。
そう思ったが、


『ねぇ…起きてよ。僕の君…』


僕はまたあの時の¨誰か¨の声を聞いた。
重たい瞼(まぶた)が、勝手に上へ上へ上がっていく。

¨誰か¨の声を聞いた瞬間、恐怖心が芽生え僕はその¨誰か¨を見たく無くなったんだ。






次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ