06/21の日記
23:47
僕世界君世界
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明け方になって部屋に戻ってみると、やはり誰もいない。何で独りなんだ?そういえば誰かと居たような気がする。(最初から誰もいないはずないよ。)
間違えたのはいつだった?尋ねられたけれど、こたえられなかった。そこまでは覚えているのに。(思い出したくないなあ。)
選ばれた僕だから。小さくても、どんなに華奢でも勇者になれる。信じて疑わなかった。だけど違ったらしい。(そうかこれが間違いだったんだ。)
護るためには殻も必要だ。教えてくれた先生。どうもありがとう。(これからは世界を護るよ。)
赤いペンが欲しかった。ずっと欲しかったし、今も欲しいんだと思った。(でも、もう二度とは手に入らないのかもしれないな。)
一冊のノート、端っこにミライを落描きした。見つかったのは開かない扉。(おやすみなさい、おやすみなさい)
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もうひとつは放置し過ぎてます
早く帰らなきゃ…
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23:33
L月会話文
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「もういくのか?」
「そうみたいです」
「またくるんだろ?」
「いえ、もう…」
「もう?」
「ええ、もう」
「こないのか?」
「これないんです」
「そっか」
「寂しいですか?」
「清々するよ」
「そうでしょうね、貴方が選んだのですから」
「違うよ、僕じゃない、世界だ」
「私を殺したのは貴方でしょう?」
「…レムだよ」
「そうきますか…」
「精々世界を見届けろよ」
「いわれなくとも。さあ、ここからは独りで頑張って下さいね」
「元々独りぼっちさ」
「そうでしたね」
結局誰独り救えやしない
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おおきくなりたいです
おやすみなさい
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