番外
□いつかの君
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オレの傍で
笑っていた
いつかの君へ……−
*いつかの君*
リングファクトリーでの事故で、友人を失い、愛する人を失い、親に見放され…茫然自失の飛風をこの白空−シラゾラ−支部に連れて来たのは…もう7年も昔の話だ。
7年…。
数字だけ聞くと、途方に暮れそうだが……オレにしてみればあっという間だった。
星間議員を父親に持つ飛風が、軍幹部から煙たがられ…本部入りができない状態が続いて二年。…オレは気が緩んでいた。
飛風は、永遠にこの場所にいるものだとばかり…思い込んでいたんだ…。