彩雲国物語。
□黄金の約束
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【翔視点】
俺、号泣事件のあった日からなぜか潔ツさまに離してもらえなかった。
理由は、わかっていたし。子供の姿である俺は(まぁ、大きかったとしても無理だと思うけど)
何の役に立たないのもわかっていたけど、やっぱりちょっと悲しくて・・一緒に寝てくれていた潔ツさまが今くなったときちょっぴり、ほーーんのちょっぴり泣いた。
そして、祈った。国のために亡くなった影の英雄と友の願いのために友を傷つけるしかなかった二人の幸運と、秀麗と静蘭、劉輝や潔ツさまの無事を・・。
(トリップだったら、もっと特典とかつけてほしかった・・そしたら、、みんなを助けてあげられたのに・・)
そのあとは、布団もかけずに寝ちゃったみたいだけど朝起きた俺の体にはちゃんと布団が、かかっていた。
その日の昼ごろになって潔ツさまがお城に連れて行ってくれた。秀麗や静蘭は、物語どうり無事だったけどやっぱり茶のおじいちゃんは亡くなっていた。
霄のおじいちゃんは、顔には出さなかったけど悲しそうな雰囲気だったから抱きしめておいた。(俺にできることは、これくらいだからね)
霄のおじいちゃんも抱きしめ返してくれたよ!
できることは、少ないし。できてるかは、わからないけど精一杯頑張ってます!