Under Lover
□A flower vase leads
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「茅野呉服店跡取りの、茅野夏祈です。よろしくおねがいします」
「おお、流石呉服店の息子!身形も動作も美しいな!」
「誰かさんと違ってちゃんとした制服着てるし」「変な眼鏡かけてないしね」
…ああ、挨拶したら
改めてこのホスト部に
入部するって実感した。
「環。彼には接客の方を任せてはどうだ」
「そうだな!俺も今考えていたところだ!!」
なんだろう。話が進んでいる気が…
接客ってもちろん、女の子を、だよね。
「あの…でもそんな急に「君は」
副部長の鏡夜先輩に話を遮られえる。
「度胸がありそうだ。と、思ってね」
「…もちろんです」
その言葉を言われたら断れない。
まるでそれを知っているかのようだった。
まさか…ね。
パキ
「あ、破片」
たぶんハルヒが割ったのであろう
花瓶の破片の取り忘れを踏んだ。
こいつめ。
とりあえず、この花瓶を恨む事にした。
〜To be continued〜