novel
□反撃開始?!
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シャオルーンに乗って世界中を見てまわっている時の事…
ミナールの図書館にて…
『うん。うん♪やっぱ絵画はいいよなぁ〜♪』
逆さの画集をさも絵画の良さをすみずみまで知り尽くしてるかのようにティトレイは言った。
『ティトレイ…画集を見ているのか…?』
後ろから聞き覚えのある声が響いた。
『ん?おう♪なんだぁ?ヴェイグもオレには絵画の良さなんて分からないっていうのかぁ?』
ティトレイは椅子を後ろに傾け顔だけ後ろ向くような形をしながら不服そうな顔をしてヴェイグを見た。
『いや…お前らしいと思って…』
『オレらしい??』