26時 ラク・ミア便

□shine
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はじめはラクス様の婚約者だから、議長に言われたとおり、他の人の前で仲良く見せるように接してた。

「アスラン!今夜は一緒にお食事しましょう」
「えっ・・あ、あぁ・・・うわっ!」
戸惑う表情のあなたをちょっぴり強引に連れ出したりして。

「この近くに今話題のお店があるの!そこでいい?」
「あ、ああ。構わないよ」
「ほんと!?実はもう予約とってあるの///」
「それなら・・・俺に聞く必要ないじゃないかι」
「いいじゃない。一応聞いてみたかったの!」

本物のラクス様が、普段あたなにどんな風に接してたかわからないから、そこはあたしのままで振る舞っているけど

ラクス様と違いすぎて、もしかして嫌がられてるかな?って、思うときもある

「それに、適当に都合つけられて断られるかもしれないって思ったし・・・」
「そんなことは・・・」
「しない?」
「ああ」

でも・・・あなたはいつも、こんなあたしに優しくて・・・

「嬉しいv」

なにもかも関係なしに、あたしはあなたに惹かれていった。



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