悲 鳴

□窃視症
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作詞:Jekyll
作曲:Jekyll
編曲:閉鎖病棟

君の人格を形成した、螺旋を描く遺伝子を取り出しましょう。
君の性質を露呈して、僕の手の内で踊らされなさい。
君の輪郭を形成した、影絵の様に戯れる憎悪と傷。
君の性癖を露出して、僕の支配下に崩れなさい。

「君、さあ、見てご覧。
切り刻んだ手首を。」

君の人格を脅かした、螺旋を描く遺伝子を取り出しましょう。
君の性質を露呈して、僕の手の内で気違いなさい。
君の輪郭を形成した、影絵の様に戯れる絶望と夢。
君の性癖を露出して、僕の支配下に溺れなさい。

「君、嗚呼、見てご覧。
垂れ流す血液を。」

本質と言う名の君のその箱を開けてあげましょう。
合理化と言う名の君のその箱を開けてあげましょう。



流れ出すのは君と言う名の液体。
そう、不自由な自由を有する、一種のアルコール。



君の愛情と
君の哀情と
君の外情と
君の内情と
君の才能と
君の内臓と
君の細胞と
君の全て――。







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