短編龍球夢

□拍手夢
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空と貴方と鉄格子:番外編

〜ある日のカプセルコーポ〜



「おっきろー!!!」


俺の爽やかな睡眠を妨げる奴は死刑…☆


「おはよう、トランクス!」(笑顔)

「ママがもうご飯だってー。」

「うん、直ぐ行くー。」(超笑顔)


…トランクスじゃなければっ、あの生意気だけど可愛いトランクスじゃなければ瞬殺なのに!!

可愛いもの好きな自分が憎い…。


「おい、居候。さっさとしろ。」

「朝っぱらからドア壊すんじゃねーよ、髪の毛無重力野郎☆」


そう。起こしに来たのがベジータさんだったら即攻撃だったのに!!


「トランクス使うなんて卑怯ですよ。」

「知らん。あいつが勝手に起こしに行っただけだ。」


前に一度、俺を起こしに来て酷い目にあった所為か、ベジータさんはトランクスと言う最終兵器を使い出した。

俺がトランクスには強く出れないこと知ってて…!


「おい、さっさと着替えてろ。飯が食えん。」

「だったら出てってくださいって何度いったらわかるんですか!」

「毎回女みたいなことを言うヤツだな。入れ墨でもしているのか?」

「してません。余計なお世話です。早く食べたいなら出てってください!!」


怒鳴りながら無理矢理ベジータさんを部屋から出す。

ベジータさんも早くご飯が食べたいのか部屋に入ることはせず、『早く来い』と言い残してリビングへ帰っていった。

ふぅ…。ピッコロさんといい、ベジータさんといい、こっちの人は変なところで勘が鋭いから困る。

まだバレるわけにはいかないんだ。

だって今の環境は俺が【男】だから成り立っているんだ。



でも…いつか、話せたらいいな。

笑って話せたら。


「ま、暫くはこのままだけどね。」


みんなと好き勝手ぶつかっていけるこのポジション。

居心地良すぎて手放せないよ。

さあ、今日も一日頑張りますか!


俺はトランクスやベジータさん、ブルマさんの待つリビングに急いだ。





長い間拍手夢を務めてくれたものです。
約1年…?あはははは…すみません;
しかも文が途中まで消えてしまって終わりが若干違います。
もうぐだぐだもいいところですね;
前の文章を読んだことがある方は若干の違いを笑ってやってください。
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