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□初恋サヨナラ
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初めての恋、それはあまりにも切なかった
初めてのキス、それはしょっぱい味がした
ボクの初恋はいつだろう
相手はだれだろう
小さい頃のボクは"恋"を意識し将来の事を考え柄にもなくワクワクしていた
でも、こんな汚いボクを受け入れてくれる人はいるのか
同性にすら心を開けない自分、きっとボクは"恋愛"はしちゃいけない
グルメ細胞と一致
それは更に他人との接触を拒ませた
「ココ様、今日はコレを」
「………」
とある部屋に呼ばれ、座らされたらすぐに注射器を差し出された
「コレの抗体をつくってもらいます」
失礼します、と注射器を僕に刺した
イタイよ、イタイ
叫びは小さな胸に閉じ込めただ耐えた