01/04の日記

11:41
パニック★時空間忍術A
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鼬編

ガン☆

「………」←声に出ないほど痛い

しばらくお待ちください☆





「ここは…」

霧が立ちこめ、周りがよく見えない。
鼬はとりあえず歩くことを決め座っていた岩から腰を上げる。

ギャー!!

断末魔の叫び。鼬は声のするほうへ行く。

ぬちゃ、
「…?」
下には血が水たまりのようにそこらに点々と溜まっていた。

「誰かいるんですか?」

(子供の声…?)
霧が濃く小さい影がこちらを見ているのがわかる。
目を凝らすと子供が青い。黒い瞼に、頬に鰓のようなものが三本引いてある。胸の奥から何かが沸き起こった。


「鬼鮫(およそ12、3歳)…ww」

↑笑い転げたい衝動に駆られる鼬

「…僕の名前を知っているんですか?」

(僕っ…wぼくっ…ww)

「…ああ(笑)、まぁな」
「そうですか」

「っ!?」

カキーンッ

(…この時はまだ鮫肌は持ってないのか)

ふと呑気に思うが殺気でわかる。甘く見てはいけない
でも、いつもの目ではなくひどく冷たかった。

「額あてに傷がついているのが気になりますが…木の葉の忍びですね」

「…違う。木の葉は抜けた」

裏切り者かと剣の力を抜きさやに収めた。

「…抜け忍なら殺しても無駄。第一貴方には敵わないことくらいわかりますよ」

雑魚たちと違ってねと転がっている死体を見下ろして笑う鬼鮫。

「…もっと子供らしく笑ったらどうなんだ」
「貴方も無邪気に笑ってたとは思いませんが?」

たくさん抱えてるんですねぇと鬼鮫はわかってるかのようににたりと笑う。

「貴方の瞳と同じように手も染めたんでしょ?」

赤を比喩された。

頭に穏やかに笑う鬼鮫が浮かぶ。
「昔のお前は意地が悪いな」
「…?」

そっと頭に手を置く。鬼鮫は触るなと言った。こんな小さい時もあったんだなでもこの時からお前は…

「あまりいい道ではないが」
光の見えない瞳がこちらを見上げる

「俺にはお前が必要なんだ、だから…」

(未来で待っている)

ぼんッ

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