01/12の日記

00:47
パニック★時空間忍術C
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ボフッ!!!

…あれ、なんだ、ここ?

「…ビックリした」

「あ?」

声のするほうに振り替えると
癖のある赤い髪、眠たそうな瞳、

「だ、…んな?」

少年は首を傾げ不思議そうにお兄さん誰?と聞いてきた。

「旦那だぁあああ!!」

うわー可愛い!ちっちゃーい!!

おいらの大声にびくりと怯えてるぜ、
これが、あの鬼畜な旦那かよ…

少し潤んでいる宝石のような瞳が上目づかいでこちらを見上げてくる。

(可ぁあ愛ぁあいぃいいvvv)

おいらもう変態でいいぜ☆

もう愛でた愛でた。抱きしめたり、頭をなでたり、でも旦那は抵抗せず大人しいからこれまた興奮しまくりだった。

「…あったかいね」

恍惚として笑うからさっきからおいらの心臓は爆発すんぜんだ!うん!!

「眠いの?旦那?」

眠くないといってっけど旦那ぼーっとしてるぜ?

おいらは優しく髪をなでるとふり払われた。

「眠くなるから撫でないで」
「寝ていいよ」

といっても旦那は首を横に振った。

「いなくなるんでしょ?」

さっきまでのでれでれとした旦那とは別人だと思った。あきらめついた表情。
今のは、まるで

(人形…)

「だから、まだこの感覚を覚えときたいんだ」

すりよるように顔を寄せる旦那。

『サソリさんは幼いころに両親を亡くしているみたいですよ』

鬼鮫の旦那、それ、本当だったんだな。
おいらは旦那は強いと思った。でも時々みせるわずかなあの変化は…ああ、やっと理解したぜ

おいらは旦那を精一杯抱きしめる。お兄さん?ときいてる。なぜか涙が止まらなかった。

「旦那、待っててくれよ」

待つのが嫌いと言っていた旦那の気持ちが分かった。だからこそいうのだ。

「絶対、あんたの所に行ぐからぁ…」

「これから、あんた性格捻くれるし、すっごい意地悪で絶倫だけど…!!」

「あんたが大好きで仕方ねぇんだ!!」

さそりは驚いていた。

「絶対あんたを一人にしねぇから!」

ぼん!!

そこでおいらはなにかにひきこまれた













ああ、だんな可愛いなぁ…

「・・

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